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Think different.

古いけどお気に入りのCMの一つ。


アインシュタイン、ボブ・ディラン、エジソン、マリア・カラス、ガンジー、ヒッチコック、ピカソ etc.
素敵な人たちがたくさん登場するAppleのキャンペーンCMには、黒澤明や手塚治虫、ダライ・ラマやチャップリンなど様々なバージョンがあります。
CMがつくられた1997年はウィンドウズ95がすごい勢いで世の中を席巻していて、Macユーザーはなんとなく負け犬扱いされていた時期。

Quadra、Performa、Power Macintosh、Power Mac G3・G4、Power Book、iBook、iMac・・・私のMac遍歴は十数年になりますが、Mac使いはかな~り少数派で心細かった。。
現在はウィンドウズでもできるけれど、この頃まではMacじゃないと、デザインも映像編集もできなかったんですよぅ

でも当時、映像等の制作会社に所属していた私の仕事はシナリオやコピー・企画書を書いたり、映像制作のディレクションなどだったので、別にMacでなければならない必然はなかったし、現在だって文字+ちょっとしたグラフィックができれば、Macでもウィンドウズでも何でも良いと言えば良いのです。

それに、Macってヤツは何と言いますか、生きモノみたいな愛らしさと憎らしさが同居しているコンピュータで、特に昔は爆弾アイコンは出すわ、大切なデータと共に突然お亡くなりになるわ。今でも忙しいときに限って調子が悪いとか言い出すし、企画書や報告書なんかを必死に作っていると見計らったように固まってくれて、ギリギリ歯ぎしりしながら作り直す、なこともありますが。

それでもずっとMacと一緒に過ごしてきたのは、「こんな社会のために、こんな人たちのために、コンピュータを作り続けるよ」っていうAppleの理念やスタイルが、大好きだからです。
加えてAppleのメッセージは、ブレない。(カリスマ創業者・スティーブ・ジョブズの影響も大きいと思うけど)
値段だけを訴求したり、ブランディングとか何とか言って取って付けたような美辞麗句を並べられると、げんなりするのは私だけですかね?

ちなみにAppleの初CMは、コンピュータに管理された全体主義的な暗黒社会を描いたジョージ・オーウェルの小説「1984」がテーマでした。



『1984年1月24日,アップル社はMacintoshを発表いたします。そしてわれわれは,今年1984年が小説『1984』に描かれているような年にならないということをお目にかけましょう』

ハンマーで壊されるBig Brother(支配者)は、コンピュータ産業の巨人だったIBMのことも暗示していたそうですが、そのIBMは既に家庭用PCから撤退しています。
私がMacを初めて入手した頃はパソコン通信というものがありましたが、「知らない人とやり取りするなんてヤダー」ってな感覚で、ゲームや書類作りの限定使用でした。それからまだ10年ちょっとしか経たないのに、今では「ネットが繋がらないなんてあり得ない」生活になり果ててるし。
変わらないモノなど何もない・・な諸行無常を感じます。

最近はこの女性がiPodを聞きながらハンマーを投げるリメイクバージョンや、アップル帝国を皮肉ったパロディバージョンも登場していますが、普遍性のある思想やメッセージは、どんな時代になっても、形が変わったとしても、ずっと繋がっていくのでしょう。人々に大きな影響を与えたという意味では、こちらもThink different.なCMだと思うのです。

そして、今も同じテーマで作品が成立するということは、『1984』の危険性は未だ存在しているということでもありますね。

コメント

分かるわぁ

メッセージに力があるし、リドリー・スコットの映像もいいよねぇ
ブレードランナー、大好き!

No title

そのさあ、1984のCMをみて、えらい感動して泣いたことがあるよ、昔。

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